その転勤笑えますか？
ヤフーニュースにこんな記事があった。
俺はこのニュースを他人事とは思えなかった。俺自身が全国転勤ありの金融機関で働く転勤族だからだ。そして転勤に対する自分の考えは決まっている。
転勤のある会社に就職して失敗だったと。
いや、正確に言うと転勤自体が悪ということはない。大阪で活躍したA君が、東京での重大なプロジェクトに参加するために転勤になることだってあるからだ。人はそれを栄転と呼ぶ。
ただし、ほとんどの会社員にとって栄転などない。栄転できるのは仕事をとても頑張っていて、上司への気遣いに余年がない人だけである。そして、ほとんどの会社員は仕事をそこまで頑張っていないし、頑張るべきほどの仕事もない。ましてや会社で重大なプロジェクトがあったときに「この社員じゃなきゃダメだ」なんてことはまずない。むしろそんな状態であればそこれそ問題である。大企業は誰かが抜けても簡単に誰かが穴埋めできるようになっているのである。
そのため、誰がやってもよい仕事をやるために、わざわざ会社に強制的に引っ越しをさせられて、場合によっては全くやりたくなくスキルもつかないような仕事をする。それが大企業の転勤だ。
ただし、いいことが１つだけある。どれだけ嫌な上司や同僚であっても３年〜５年で確実に別れることが出来る点だ。
（若ければ３年経つ前にとっとと辞めたほうがよいと思うが）
あとナンパ出来る男だと、日本中にセフレを作ることができるかもしれない。
よいところはそんなところだ。なので、これから就職活動する人はぜひ転勤について真剣に考えてもらいたい。
