自分の価値観を見直してみる

安定した会社で30歳で年収800万。妻子あり。って生活が良いものだとは限らない。当たり前のことだけど、社会で一般的に言われている幸福の基準なんて個人にとってはまったくあてにならない。自分の価値観がその社会の価値観と合うとは限らないからだ。

ただし、本当の自分の価値観は、一般的な社会では黙っているに限る。話したところで何もメリットないし、人が離れていくだけだから。

僕は以前割と仲良くさせてもらってた会社の同期にこう話したことがある。

「会社で昇進したところで給料が100万から200万円ほど増えるだけだ。それでいまの生活が変わるのか？幸福感が変わるのか？会社の年収を100万円増やすより、会社以外で年収30万稼げるようになった方が幸福感は増すと思うし、人生変わると思う」

この話をしたときの彼の表情は途端に厳しいものになり、それ以来連絡が来ることも無くなった。話して後悔した。

さて、土日で自分の振り返りをしてみたんだけれど、僕の場合、大切なものはこの２つのキーワードだ。

「自由」と「達成」。よくよく考えると今までの自分の行動はほぼすべてこの２つが元になってる。たぶん自分は人に指示をされたり制約を受けたりといったことが、人一倍嫌いなはずだ。そんな僕が金融機関で８年も働くことが出来たのはあまり上司の言うことを聞かなかったからということに尽きる。特に大事なプロジェクトではほぼ全くと言っていいほど聞かなかった。

それでもなんとかなったのは裏で色々やってくれていた上司のおかげではあるのだけれど。

でも、自分の考えたとおりにやって仕事がうまくいったときに最も幸せを感じるんだ僕は。自分を守るとか責任をとるとかあまり考えたことがない。サラリーマンなんてすべて自己責任で良いと思っている。自分にとって重要じゃない部分は上司に責任をとってもらえばいい。というか、普通のサラリーマンに責任なんてないから。

長くなったけど自分の価値観に正直に生きていこうと思う。